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終わらない夏

  • 2007/08/12(日) 09:20:36

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日航機墜落事故から二十二年、親戚が乗り損ねて命拾いした事故だ。
御遺族の方の夏はいつまでも終わらないだろう。事故で亡くなった方の御冥福を祈る。

山崎豊子の沈まぬ太陽を読めば、日航機墜落事故の詳細と日本航空の組織の欠陥がわかります。

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まだまだ戦後

  • 2007/08/09(木) 14:24:39

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昭和なら八十二年。もうすぐ敗戦の日を迎える、先の大戦を振り返ってみるのも悪くないだろう。

作者の瀬島龍三氏は戦時中陸軍参謀だった人で、満州で終戦を迎え、旧ソ連に十一年間抑留されたのち帰国、伊藤忠商事に招聘され取締役や相談役等を経たあと政府の政策顧問何かを努めた人だ。
山本七平著の敗戦二十一ヶ条もそうなのだけれども、失敗から得られる教訓は非常に多い。
この作品も幕末、明治まで遡り、日本の統治システムの構造的欠陥に言及している。
誰が言ったか忘れたけど、戦争を知らない人間は半分子供だそうだ。
指導者層のインテリゲンチャが戦争、戦争学に疎いのは致命的だ。戦争に無知な人間が戦時指導をするなど悪夢だろう。

俗に山崎豊子三部作と呼ばれる作品群がある。白い巨塔、不毛地帯、沈まぬ太陽の三作品の事だ。
このなかの不毛地帯の主人公のモデルが瀬島龍三氏と思われる。合わせて読むと面白さ倍増である。